
AKABU 純米
米の旨味、白桃、柑橘。AKABUの現代的な基準となる一本。

米の旨味を、軽やかに見せる
AKABU 純米は、岩手県産米を60%まで磨き、県内で生まれた酵母と岩手の軟水で仕込む、通年の定番酒です。純米酒らしい旨味はきちんと残しながら、澄んだ酸と鮮度で軽やかにまとめています。
日本酒度や酸度は、公式には公開されていません。数字で甘辛を決めつけず、まずは実際の味を感じてほしい。AKABUは、細かなスペックよりも一杯の印象を大切にしています。
白桃から柑橘へ。最後はすっと切れる

香りは白桃や白い花を思わせ、そこにグレープフルーツやブラッドオレンジのような、明るい柑橘の印象が重なります。華やかですが、香りだけが先に立つ酒ではありません。
口当たりはなめらかでクリーン。米のジューシーな旨味がふくらんだあと、酸が輪郭を引き締めます。余韻は重く残らず、すっと切れる。次のひと口、次の料理へ自然につながる味わいです。
5〜15℃の冷酒で。よく冷えた状態では酸とキレがはっきりし、少し温度が上がると米の旨味とクリーミーな質感を感じやすくなります。
岩手・盛岡で、ゼロから再建する
赤武酒造は1896年、岩手県大槌町で創業しました。2011年の東日本大震災で、蔵は津波により全壊しました。
それでも酒造りは止まりませんでした。2013年に盛岡市で新しい蔵を完成させ、翌2014年には、六代目蔵元杜氏の古舘龍之介と若い蔵人たちが新ブランド「AKABU」を立ち上げます。古舘は当時まだ20代前半でした。
新しい蔵で選んだのは、岩手の米、県内で生まれた酵母、岩手の軟水。原料を土地にそろえ、細かな温度管理で果実感とクリーンな味わいを引き出します。再建後に生まれたAKABUは、赤武酒造の再出発を象徴するブランドです。
岩手から、新しい歴史をつくる。AKABU — 再出発したブランドの原点
赤い兜と、ひと目で読めるAKABU
ラベルに描かれているのは、赤い兜をかぶった武者。そこにローマ字の「AKABU」を大きく組み合わせています。伝統的な筆文字だけに頼らず、日本酒に詳しくない人にも名前と姿が伝わるデザインです。
この銘柄で確認できた評価
この銘柄そのものに帰属を確認できた受賞歴だけを掲載しています。火入れ版など別仕様の受賞は混在させていません。
旨味と酸を、料理につなぐ
米の旨味には厚みがありますが、酸が後口を軽くするため、魚介や野菜の繊細な味を覆いにくい酒です。和食だけでなく、柑橘やハーブを使う料理にもよくなじみます。
- 白身魚の刺身、カルパッチョ
- 天ぷら、野菜のマリネ
- トムカーガイ
- 白身魚のマナオ蒸し
タイ料理なら辛さは中辛程度まで。唐辛子の刺激が強すぎる料理より、ココナッツ、鶏、蟹、卵、柑橘やハーブを生かした料理のほうが、この酒の旨味と酸を感じやすくなります。
関連商品
AKABUの中核3商品のうち、本商品を除く2商品を比較できます。
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