
ARAMASA COSMOS
改良信交の柔らかさを、明るい酸と静かな乳酸香で描く。

忘れかけた秋田の酒米、改良信交
改良信交は1959年、秋田で最初の酒造好適米として生まれました。その後は栽培量が減りましたが、新政はこの米を酒の中心に戻し、精米歩合60%で醸しています。
Cosmosは、米品種ごとの違いを表すColorsの一本です。協会6号酵母、生酛、秋田杉の木桶を使い、13%の原酒に仕上げます。Colorsは火入れを行い、3〜5年以上の冷蔵熟成も見据えて設計されています。
香りと味のプロファイル

淡い核果を思わせる香りと、穏やかな乳酸香を明るい酸が支えます。質感は柔らかくベルベットのようで、香りが広がるより少し早く、澄んだ余韻へ収束します。
空気に触れるにつれ、乳酸香と核果の香りがゆっくりと広がり、その下で明るい酸はそのまま保たれます。
6号酵母、秋田の米、50本の木桶
新政酒造は1852年、秋田市で創業しました。1930年には、この蔵のもろみから協会6号酵母が分離されます。現在も醸造に使う酵母を協会6号に限り、秋田県産米と生酛で酒を造っています。
2013年に木桶仕込みへ戻り、2016年から製桶技術の継承に着手。2024年には自社の桶工房を設け、仕込み容器50本すべてを秋田杉の木桶にしました。古い道具を飾るのではなく、これからも造り続けるための選択です。
Colorsは米品種の違いを映す火入れのコアライン。PRIVATE LABは、貴醸酒や鮮やかな酸の表現を通じて、日本酒の新たな可能性を探究するコレクションです。ASTRAL PLATEAUは、ColorsとPRIVATE LABで磨かれた哲学を受け継ぎ、単一品種の米、新しい木桶、酵母を加えない発酵から生まれる、限られた特別なラインです。
食との向き合い方
新政酒造は、蔵から特定の料理を指定しない考えを示しています。以下は蔵元推奨ではなく、Bacchus Globalが酒の酸、甘み、旨味、余韻から組み立てた参考例です。
- 帆立
- 海老と白身魚
- 塩と柑橘の寿司
- フレッシュチーズ
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「近い味」「異なる個性」「ブランドの基準点」の三つの役割から選んでいます。
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