
The SG Shochu IMO
バーでの使用を見据え、38度に整えた本格芋焼酎です。鹿児島県産さつまいも、国産米麹、黒麹、常圧蒸留が、原料の厚みを保ちます。高い度数は強さを競うためではなく、混ぜても輪郭を失わないための設計です。
タイでの商品情報
タイ・バンコクを拠点とするBacchus Global Co., Ltd.が商品情報をご案内しています。 Bacchus Globalについて
38度という設計
IMOは、一般的な焼酎より高い38度で瓶詰めされます。混ぜるための酒だからこそ、さつまいもと黒麹の輪郭を他の材料の中でも保つ、その役割を度数に持たせています。
畑から蒸留所へ、早くつなぐ
薩摩酒造は鹿児島県南部の生産者と連携し、収穫後のさつまいもを速やかに受け入れて仕込みます。熟成年数と原酒の比率は公表されていません。原料から始まる造りを紹介します。
受賞歴
受賞歴は各大会の公式結果に基づき、当該商品に該当するものを掲載しています。
後閑信吾 × 薩摩酒造
SG Group創設者で、2012年Bacardi Legacy Global Cocktail Competition優勝者の後閑信吾と、1936年創業の鹿児島県枕崎市・薩摩酒造による共同開発です。後閑がバーの現場から提示したのは、カクテルの度数帯でも、さつまいもの個性が他の材料に埋もれない芋焼酎という課題でした。薩摩酒造は、地元農家とのネットワーク、黒麹、常圧単式蒸留、38度という設計で応えました。
IMOでは役割の異なる鹿児島の二品種を組み合わせます。黄金千貫が骨格と深みを、紫芋エイムラサキが花やネクターを思わせる香りを担います。収穫後すみやかに仕込む体制が蔵の鮮度重視を支え、常圧蒸留がさつまいもと黒麹の厚みを残します。原酒はホーロータンクで休ませますが、熟成期間と配合比率は非公開です。
この一本の物語
三つの年を追いかける対談。1936年、1970年代、そして2020年2月14日。約6分30秒。
白い花、オレンジピール、ネクター、土の気配
香りは白い花、オレンジピール、ネクター、メープル。味わいはトーストしたオーツを伴うフルボディで、余韻は長く穏やかに続き、キャラメリゼしたブラウンシュガーを思わせます。花のような甘い香りと、原料由来の土を思わせる要素が同居します。
花とネクター、土を思わせる骨太な余韻
蔵元が公式に示した組み合わせではなく、記録された香味の特徴から読み取れる方向性です。白い花やネクターのような甘さと、トーストしたオーツを思わせるフルボディ、土を思わせる要素が同居する香味を起点に、4つの方向で料理との重なりを整理しました。
参考資料『フードペアリングの科学』が指摘するように、柑橘由来の香りは揮発性が高く先に香り立つため、重い料理を軽やかに感じさせる働きを持つとされます。また、土を思わせる要素と加熱由来の甘い香りが根菜や煮込み料理の焦げた甘みと重なる読み方は、同書の野菜・根菜の項が示す傾向とも一致します。
三つの蔵、三つの原料、バーからの一つの問い
The SG Shochuは2020年2月14日、IMO=鹿児島・薩摩酒造、KOME=熊本・高橋酒造、MUGI=大分・三和酒類という三つの協業として発売されました。後閑が各蔵に共有した問いは、本格焼酎の原料と麹の個性を残しながら、国際的なバーが求める度数と精度にどう応えるか。各蔵が地域の原料と固有技術で答えたため、仕様と受賞記録は商品ごとに異なります。