Bacchus
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小鼓 梅醇

Original bottle illustration — Bacchus Global
小鼓 · 西山酒造場 · 兵庫県丹波市 · 1849年創業

小鼓 梅醇

KOTSUZUMI Baijun

完熟南高梅の果肉を細かくし、液体へ戻す。薄にごりの質感と、甘さを引き締める酸が梅そのものの厚みを伝える。

果肉感のある梅酒

区分梅酒・リキュール
産地兵庫県丹波市
完熟南高梅
製法梅肉ペーストをブレンド
仕上げ無濾過・薄にごり
香味桃・すもも・梅

製法

梅の果肉を、香りだけでなく質感として残す

完熟南高梅の果肉を細かくし、梅酒へ分散させます。一般的な浸漬だけに頼らず、果実そのものの密度を液体へ持ち込む設計です。

01

完熟南高梅を細かくする

熟した果肉を細かくすることで、桃やすももを思わせる香りと、梅の厚みを引き出します。

02

濾し切らずに仕上げる

微細な果肉を残した薄にごり仕立て。滑らかな粘度と、果実の存在感を保ちます。

仕上がり

濃度がありながら、酸で収まる

とろりとした口当たりを、梅由来の明るい酸味が支えます。甘味を重く残しすぎず、後口はすっきりと整います。

味わい

桃やすももを思わせる香り、滑らかな薄にごり

桃やすももを思わせる香り、滑らかな薄にごり

熟した梅、桃、すもものような香り。口当たりはネクターを思わせる滑らかさがあり、甘味の中から爽やかな酸が現れて、清潔感のある余韻へ続きます。

料理との相性

とろみと果実の香りが導く、料理との出会い

小鼓 梅醇の料理との相性は、蔵元が公式に示した組み合わせではなく、本ページに記録された特徴からの読み取りです。完熟梅由来の香りととろみ、爽やかな酸を軸に、4つの方向で構成しています。

果実の香りが、果実そのものと響き合う杏の甘露煮、フルーツのナンプラーソース添え(ポンラマイ・ナンプラーワーン)、白桃のコンポートとバニラアイス。完熟梅から立つ桃やすももの香りは、同じ果実の甘酸っぱさと重ねることで輪郭がぼやけず、むしろ甘味と酸のリズムが揃います。
とろみのある口当たりが、脂のある皿をやわらかく受け止める豚の角煮、揚げ豚バラのナンプラー和え(ムーサームチャン・トートナムプラー)、りんごのコンポートを添えた豚肩ロースのロースト。とろみのある口当たりと穏やかな酸が、脂の重さを軽くしながら甘味の帯を残します。
爽やかな酸が、香ばしい揚げ物の後味を締める鶏の唐揚げ、ハジャイ風フライドチキン(ガイトート・ハジャイ)、フィッシュ・アンド・チップス。揚げ物の香ばしさに、爽やかな酸が切れ味を添え、脂の後味を引き締めます。
透明感のある余韻が、軽い前菜と静かに並ぶ冷奴、エビのすり身入りサラダ(プラークン)、帆立のカルパッチョ。透明感のある余韻は、軽い前菜の繊細さを邪魔せず、静かに寄り添います。

以下の書籍を参考に、ペアリングの考え方を整理しました。『ロジカルペアリング』が説く「酸味の差し込み」の考え方に沿えば、梅醇の酸は脂のある料理にも軽い前菜にも同じ働きを持ちます。『フードペアリング大全』はモモが乳製品や果実と、キュウリが魚介や柑橘と響き合うことを示し、『フードペアリングの科学』は柑橘や果実の香りが脂の重い皿の直後に立ち上がり、次の一口を促す働きを説明しています。梅醇の果実の香りと酸のバランスは、この時間差の効果と重なります。

ペアリングの基本 — 梅酒

造り手

1849年創業、丹波の西山酒造場

西山酒造場は兵庫県丹波市で1849年に創業しました。俳人・高浜虚子が名付けた『小鼓』の名のもと、日本酒とリキュールの双方で丹波のものづくりを続けています。

造り手の公式ホームページ

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