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あらごし梅酒

Original bottle illustration — Bacchus Global
梅乃宿 · 梅乃宿酒造 · 奈良県葛城市 · 1893年創業

あらごし梅酒

ARAGOSHI Umeshu

漬け込み後の梅を捨てず、種を除いてペーストにし、梅酒へ戻す。約21%の果肉が、濃密さとみずみずしい酸味を同時につくる。

果肉約21%の梅酒

区分梅酒・リキュール
産地奈良県葛城市
ベース日本酒・醸造アルコール・スピリッツ
国産の青梅・完熟梅
果肉約21%
容量720 ml

商品の設計

梅の実を、果肉としてもう一度生かす

青梅と完熟梅を用いた梅酒に、漬け込み後の梅を種抜きしてペーストにし、再び加えています。通常は取り除かれる果肉を生かす工程が、あらごし梅酒の密度と質感を決めています。

01

青梅と完熟梅を漬け込む

異なる熟度の国産梅を用い、酸の張りと熟した果実感を梅酒の土台に重ねます。

02

種を除き、果肉を戻す

漬け込みを終えた梅から種を取り、果肉をペーストにして梅酒へ。果肉は全体の約21%を占めます。

仕上がり

果肉約21%が生む、濃密な質感

果肉は全体の約21%を占めます。液体だけの梅酒にはない、とろりとした密度と果実の存在感が生まれます。

味わい

完熟梅の厚みと、果皮を思わせるほろ苦さ

完熟梅の厚みと、果皮を思わせるほろ苦さ

完熟梅、蜂蜜、アプリコットを思わせる豊かな香り。ネクターのようになめらかな質感の中に、みずみずしい酸味と、果皮を思わせるかすかな苦味やスパイス感があります。濃密でありながら、余韻はきれいにほどけます。

料理との相性

果肉の密度と熟した香りが導く、四つの方向性

ここに挙げる組み合わせは、蔵元が公式に示したものではなく、商品ページに記録された香り・味わいの特徴から読み取った一案です。完熟梅と蜂蜜・アプリコットを思わせる香り、ネクターのような質感、果皮のかすかな苦味という特徴を軸に、四つの方向を挙げます。

熟した甘みと、もちっとした甘味の重なりわらび餅(黒蜜添え)、カオニャオマムアン(マンゴーともち米)、アプリコットタルト。蜂蜜とアプリコットを思わせる香りが、もちっとした甘味の菓子と自然に重なります。
果皮のほろ苦さと、発酵・熟成の風味奈良漬け、ヤムウンセン(春雨サラダ)、青カビ系の熟成チーズ。果皮を思わせるかすかな苦味とスパイス感が、発酵由来のコクと呼応します。
みずみずしい酸味が、脂を受け止めるサバの塩焼き、ヤムプラー(魚介の酸味サラダ)、グリルしたサーモン。青梅由来の酸が、脂の乗った身をすっきりと受け止めます。
なめらかな質感が寄り添う、食後のひととき水羊羹、サンカヤー(ココナッツカスタード)、バニラのクレームブリュレ。ネクターのような質感ときれいな余韻が、穏やかな甘みのデザートと続きます。

フードペアリングの理論では、酸味には脂を抑える働きがあるとされ、また蜂蜜やアプリコットに近い香りを持つ果実は、熟成したチーズや香ばしい菓子と感覚的に重なりやすいことが知られています。あらごし梅酒の濃密な質感とほろ苦い余韻は、この重なりを土台にした一案です。

ペアリングの基本 — 梅酒

造り手

奈良・葛城の梅乃宿酒造

梅乃宿酒造は1893年、奈良県葛城の地で創業しました。あらごし梅酒は2007年に発売。漬け込み後の梅を果肉として生かし直す発想によって、果実そのものの密度を伝える代表的なリキュールへ育っています。

造り手の公式ホームページ

商品受賞歴
Silver ×2

IWSC 2022/全国梅酒品評会 2017

あらごし梅酒は、IWSC 2022と全国梅酒品評会 2017でそれぞれ銀賞を受賞しています。いずれもこの商品に確認できた受賞歴です。

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