
礼比
2010年に醸された酒を、氷温の静寂とフレンチオークの時へ。瑞々しさを守りながら、熟成の深みを育てた一本。
タイでの商品情報
タイ・バンコクを拠点とするBacchus Global Co., Ltd.が商品情報をご案内しています。 Bacchus Globalについて

時を止めず、鮮やかさを守る熟成
礼比は、2010年に醸した酒を氷温で長く育てる熟成酒です。約-5℃の環境で変化をゆるやかに導き、熟成の奥行きと瑞々しさを同時に保ちます。
その時間の一部を、ミディアムローストしたフレンチオーク樽の中で重ね、さらに累乗仕込みによる厚みを加えます。冷たさ、樽、仕込みの三つが、淡い色調の内側に静かな密度を描きます。
完熟りんご、レーズン、樽の静かな余韻

完熟りんごや乾燥レーズン、金木犀を思わせる香り。空気に触れると、ヴァニラ、バター、ローストした胡桃やアーモンドのニュアンスが重なります。
口当たりは柔らかく、丸みのある甘みを伸びやかな酸が支えます。米の旨味とほのかなミネラル感を残し、余韻は長く穏やかです。
6〜8℃を目安に、ソーテルヌ型のグラスで。
群馬・川場、永井酒造とともに
礼比を醸す永井酒造は、1886年に群馬県川場村で創業しました。六代目蔵元の永井則吉氏は1995年に熟成研究を始め、長い試行の末、約-5℃という氷温の可能性にたどり着きます。
2010年に仕込んだ酒を、その環境で見守り続ける礼比。蔵が積み重ねた研究の時間そのものが、味わいの透明感と深さを支えています。
この銘柄で確認できた国際評価
Kura Masterの公式記録で、当該商品名と一致する受賞のみを掲載しています。別銘柄・別仕様は含めていません。
濃密な甘みと樽の余韻に、寄り添う一皿を
蔵元が示す食との相性は、ドライフルーツ(レーズン・ブラックベリー)、フィナンシェ、ベイクドチーズケーキの3点です。ここでは、確認できている香りと味の構造から、相性の方向をさらに四つ挙げます。手がかりは二つ。フレンチオーク由来のヴァニラやローストしたナッツの香りが、焼き菓子やドライフルーツの香ばしさと同じ方向にあること。そして丸みのある濃密な甘みが、塩気や脂のある食材と組み合わさると、対比としての面白さを生むことです。
フードペアリングの文献では、樽材由来のヴァニラやロースト香が、焼き菓子やドライフルーツの香ばしさと共鳴しやすいことが整理されています。濃密な甘みは、塩気や脂のある食材と組み合わせることで対比の面白さを生み、伸びやかな酸がその重なりを軽やかに保ちます。淡白な食中料理では甘みと樽の余韻が勝ちすぎるため、ここではデザートや濃厚な食材との組み合わせを中心に挙げています。
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