
戸河内ウイスキー ビールカスクフィニッシュ
TOGOUCHI Whisky Beer Cask Finish
IPAを熟成した樽で仕上げ、柑橘、青い草、ホップのほろ苦さを重ねた戸河内。
ビール樽の苦みを、ウイスキーの甘みに重ねる。
戸河内のブレンデッドウイスキーをIPAビール樽で約6か月フィニッシュ。樽の由来を前面に出しすぎず、柑橘と甘苦のコントラストとして生かしています。
戸河内のベース
モルトとグレーンの軽やかなブレンドが、フィニッシュの受け皿になります。
IPA樽
ホップ由来の青さ、柑橘、ほろ苦さを、約6か月かけて重ねます。
甘苦の設計
カスタードを思わせる甘みとグレープフルーツの苦みが対照をつくります。
青い香り、柑橘、やわらかな甘苦。

ホップ、若草、柑橘の香り。口中ではカスタードのような甘みとグレープフルーツの苦みが重なり、柔らかな甘苦の余韻へ続きます。
香味の輪郭に合わせて選ぶ。
ストレート
樽由来の香りと余韻を、まずはそのまま。
少量加水
数滴の水で香りの層と甘苦のバランスを整える。
ハイボール
個性的なフィニッシュを爽やかに引き出す。
ホップの苦みと、甘苦のコントラストへ
IPAビール樽で約6か月フィニッシュという設計は公式に説明されていますが、料理との組み合わせは示されていません。ここでは記録された香味の構造から、相性の方向を四つ挙げます。手がかりは二つ。ホップ由来の青さとグレープフルーツの苦みがあること。そして、カスタードのような甘みが、その苦みと対になって甘苦のコントラストをつくっていることです。
香りの系統を揃える方法のほかに、対照的な要素を重ねる組み合わせ方も、フードペアリングの文献で整理されています。ホップの苦みと甘みが対になったこの商品の構造は、甘さと苦みを併せ持つ料理と同じ組み立てで結びつきやすいと読み取れます。
海辺と山間、二つの熟成環境を使い分ける。
サクラオB&Dは広島県廿日市市を拠点に、桜尾の海辺と戸河内の山間という異なる環境を使い分けています。原酒の設計に合わせて熟成場所と樽を選び、それぞれの銘柄に明確な輪郭を与えています。
