
七賢 天鵞絨の味
夢山水を57%まで磨き、白州の伏流水で長期低温発酵へ。滑らかな質感と果実、ハーブの気配を結ぶ純米吟醸。

夢山水と白州の水がつくる、天鵞絨の質感
夢山水を100%使用し、57%まで磨いて醸す純米吟醸です。甲斐駒ヶ岳の伏流水と長期低温発酵によって、果実香と米の旨味を、名の通り滑らかな口当たりへまとめます。
アルコール分15%。一部流通資料に異なる米品種や精米歩合がありますが、蔵元およびコンクール記録と一致する夢山水・57%を採用しています。
洋梨とメロン、ほのかなハーブ

洋梨、白桃、メロンを思わせる果実香に、ミントや草木のほのかな気配。口当たりはビロードのように滑らかで、米の旨味が静かに広がります。やさしい酸と小さな苦味が、余韻を引き締めます。
冷酒を起点に、白ワイングラスで。
白州の水と、受け継がれる七賢の名
山梨銘醸は1750年、山梨県北杜市白州町台ヶ原に創業しました。南アルプス甲斐駒ヶ岳の伏流水を仕込みに用い、穏やかな発酵から、やわらかく澄んだ酒質を育てています。
「七賢」の名は、1835年に高遠城主から贈られた「竹林の七賢人」の欄間に由来します。1880年には蔵の母屋が明治天皇の行在所となりました。歴史ある建物と水を受け継ぎながら、純米酒、瓶内二次発酵のスパークリング、酒粕を生かす蒸留酒へ表現を広げています。
この銘柄で確認できた受賞歴
掲載する受賞歴は当該商品に該当するものです。別銘柄・別仕様は含めず、IWCのCommendedはメダルとは分けて記載しています。
ビロードの質感が、料理をなめらかにつなぐ
蔵元は、この一本について料理との組み合わせを公式には示していません。ここでは、確認できている香りと味の構造から、相性の方向を四つ挙げます。洋梨、白桃、メロンを思わせる果実香に、ミントや草木のほのかな気配。口当たりはビロードのように滑らかで、米の旨味が静かに広がり、やさしい酸と小さな苦味が余韻を引き締めます。この「フルーティーからボタニカルへ」という二面性が、料理選びの手がかりになります。
フードペアリングの文献では、黒胡椒やミント、草木に近い香りが、レモングラスやガランガル、ミントを使うタイ料理と清涼感・スパイス感の方向で接続しやすいことが整理されています。ただし共有する香りの方向が近いというだけで、辛味そのものを解決するわけではありません。ALC15%のため、中辛までを目安にしています。
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