Bacchus
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現外

Original bottle illustration — Bacchus Global
SAKE HUNDRED · 日本

現外

SAKE HUNDRED GENGAI

1995年、震災を越えて残された原酒。神戸の蔵で30年に及ぶ時を重ね、琥珀の深みへと磨かれたヴィンテージ日本酒。

熟成酒Bacchus Global コールドチェーンマーク
原料米国産米
精米歩合70%
度数14.5%
日本酒度-30
容量500 ml
区分熟成酒
この一本について

1995年から、時だけができる仕事

1995年、阪神・淡路大震災で設備が損壊する中、沢の鶴は残ったタンクの酒母を搾り、原酒として保管しました。通常は酒になる前段階の酒母を搾るという、当時の事情から生まれた一本です。

その原酒は神戸の蔵内で長い熟成を重ねました。再現を目指した製法ではなく、1995年の原酒にだけ許された時間の軌跡。「現実の外、人智を超える熟成の可能性」という名が、その来歴を静かに伝えます。

味わいの輪郭

琥珀、カラメル、東洋のスパイス

Sensory profile

深い琥珀色。カラメルやビターチョコレート、凝縮したドライフルーツに、シナモンやクローブを思わせる香りが複雑に重なります。

乳酸由来の甘酸っぱさは、長い時間を経て角の取れた輪郭へ。シルクのような口当たりに旨味とほのかな苦みが溶け合い、ミネラルを思わせる長い余韻へ続きます。

蔵について

兵庫・神戸、沢の鶴とともに

現外を育てたのは、灘・神戸で酒造りを続ける沢の鶴です。1995年の震災で大きな被害を受けながら、蔵の再建と酒造りを進める傍ら、残された原酒を蔵内で守り続けました。

現外が映すのは、意図して再現できる技法だけではありません。災害の記憶に敬意を払いながら、残された酒と向き合い続けた蔵の時間が、その奥行きを支えています。

受賞歴

この銘柄で確認できた国際評価

金賞Kura Master 2022 — 古酒部門 — 金賞

Kura Masterの公式記録で、当該商品名と一致する受賞のみを掲載しています。別銘柄・別仕様は含めていません。

食との親和性

琥珀色の熟成香と、東洋のスパイスの先に

ブランドのテイスティング資料では、アジアン・ガストロノミーの強いスパイス料理との相性が示されています。ここでは、BG商品ページで確認できている香りと味の構造——カラメル、ビターチョコレート、凝縮したドライフルーツ、シナモンとクローブが織り重なる香り、時を経て角の取れた乳酸の甘酸っぱさ、そして旨味とわずかな苦みを伴うシルクのような質感、長く続くミネラルの余韻——から、相性の方向を四つ挙げます。

東洋のスパイスと、力強い煮込み牛肉の八角煮込み、マッサマンカレー、鴨のブレゼ(シナモン風味)。シナモンやクローブを思わせる香りが、スパイスを使った煮込み料理と同じ方向に働きます
ドライフルーツと、乳酸の甘酸っぱさ奈良漬けとチーズの盛り合わせ、パネンカレー、ドライフルーツとナッツの盛り合わせ。凝縮したドライフルーツの香りと、角の取れた乳酸の甘酸っぱさが、ナッツやドライフルーツを使った一皿と重なります
カラメルの香りと、濃厚なソース鰻の蒲焼き、クアクリンガイ(南部風ドライカレー)、フォアグラのテリーヌ。カラメルやビターチョコレートの香りが、濃厚なソースを使う料理の輪郭と並びます
長いミネラルの余韻と、チーズ・ナッツ味噌チーズ、ロティ(練乳とカラメルソース)、ブルーチーズ(ロックフォール)。旨味とわずかな苦みを伴う長い余韻が、青カビ系チーズやローストナッツの持続する香りと同じ方向に働きます

25年以上を常温で熟成させた古酒であり、一般的な日本酒とは異なる骨格を持ちます。ここに挙げた方向は、確認できている香り・味の構造からの読み取りです。

ペアリングの基本 — 日本酒

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