
なかむら
石造りの麹室で、蓋麹を育てる。木の蓋、米麹、和甕は、飾りのための言葉ではありません。なかむらの落ち着いた厚みをつくる、実際の手仕事のリズムです。
タイでの商品情報
タイ・バンコクを拠点とするBacchus Global Co., Ltd.が商品情報をご案内しています。 Bacchus Globalについて
味覚チャート

「手造り」の向こうにある仕事
ラベルの「手造り」を出発点に、原料の畑、麹室、ラベル貼りへ。アヤとケンジが、なかむらを支える人の仕事を対話でたどります。 約9分15秒です。
第1問
なかむらの商品ページで、黄金千貫と霧島産ヒノヒカリは、それぞれ何として記されていますか?
- 芋と、米麹に使う米
- 米麹に使う米と、芋
- どちらも芋の品種
第2問
石造りの麹室と木製の麹蓋は、本文ではどの仕事に結び付いていますか?
- 米麹を育てる製麹
- 完成した焼酎の樽熟成
- 瓶詰め後の保管
答えと解説を読む
正解:A — 米麹を育てる製麹
「石の麹室」と「蔵の手仕事」は、石造りの麹室と木製の麹蓋を使い、米と麹の状態を見ながら製麹すると説明しています。完成品の樽熟成や瓶の保管についての説明ではありません。
第3問
このページの音声案内は、ラベルの「手造り」から、どこまで仕事をたどると説明していますか?
- 原料の畑から麹室、ラベル貼りまで
- 瓶のラベルの図柄だけ
- 蒸留装置の操作だけ
答えと解説を読む
正解:A — 原料の畑から麹室、ラベル貼りまで
音声案内は「原料の畑、麹室、ラベル貼りへ」と記しています。中村酒造場の公式サイトも、芋を切る、米麹を造る、仕込む、ラベルを貼る仕事まで手作業と説明しています。
麹を、手で育てる
中村酒造場は、石造りの麹室と木製の麹蓋で製麹を行います。仕事は意図的に小さな単位で進み、温度や湿度を機械の都合へ寄せるのではなく、米と麹の状態を見ながら整えます。蒸留より前から始まるその速度が、酒の輪郭を決めています。
土地をつなぐ、造りの線
黄金千貫に合わせる米麹は霧島産ヒノヒカリ。常圧蒸留の後は、伝統的な和甕で休ませます。派手な演出ではなく、蔵の近くにある材料と器を順に重ねること。その積み重ねが、なかむらに静かな奥行きを与えます。
鹿児島・霧島で、1888年から
中村酒造場は1888年、鹿児島県霧島市に創業しました。「蔵を大きくするな」という家訓のもと、麹、和甕、土地の水を中心にした手仕事を受け継いでいます。
機械に合わせず、麹の状態に合わせる
中村酒造場の製麹は、石造りの麹室と木製の麹蓋を使う蓋麹製法。温度や湿度を機械の都合に合わせるのではなく、米と麹の状態を見ながら手を入れます。
1888年創業の蔵に受け継がれる「蔵を大きくするな」という家訓は、規模を競うのではなく、目の届く仕事を守る姿勢として、なかむらの造りに表れています。
日本酒の麹の考え方を、芋焼酎へ
六代目杜氏の中村慎弥氏は、東京農業大学で醸造を学び、山形の清酒蔵「初孫」で修業。米麹を造り、発酵を見つめる日本酒蔵の視点を、芋焼酎の仕込みへ持ち込んでいます。
温度で変わる、甘みと質感
公式案内では、温めると甘く香ばしく、冷やすとなめらかに。常圧蒸留と和甕で休ませる造りが、芋の厚みと静かな口当たりを両立させます。
レギュラー品はアルコール分25%。容量は720mlと1,800mlです。ロック、水割り、お湯割りなど、温度と加水で表情を確かめられます。
温度が変える、寄り添い方
ここに挙げる組み合わせは、蔵元が公式に示したものではなく、本ページに記録された香りと口当たりの特徴から読み取った一例です。
公式の案内にある「温めると甘く香ばしく、冷やすとなめらかに」という説明は、参考資料『ロジカルペアリング』が説く「温度が五味やフレーバーの感じ方を変える」という考え方と重なります。同書では旨味や甘味は温めることで感じやすくなり、テクスチャーは温度で柔らかさを変えるとされ、なかむらの温度設計もこの原則に沿って料理と重ねやすいと読み取れます。『すし・和食のペアリング法則』が指摘する、蒸留酒は鉄分をほとんど含まず料理に生臭さを与えにくいという性質も、繊細な魚介の料理と合わせる際の一つの根拠になります。