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Shochu · Kumamoto · Tsutsumi Shuzo
極上 堤 ボトルイラスト

Original bottle illustration — Bacchus Global
極上 堤 · 堤酒造 · 熊本県

極上 堤

GOKUJO TSUTSUMI

球磨の米焼酎を、オロロソ・シェリー樽で11年以上熟成したシングルカスク。深い琥珀色と樽の表情を損なわないことを選び、日本では焼酎の通常の区分を越えてリキュールとして届けられています。

シングルカスク・長期熟成米焼酎
ベース米焼酎
オロロソ・シェリー樽
熟成11年以上
仕様シングルカスク
アルコール分40%
一本の樽から

樽が決める、ただ一つの表情

極上 堤は、単一の樽から直接瓶詰めされます。色、香り、味わいは樽ごとに異なり、均一な酒質へとブレンドするのではなく、樽番号とともに一樽の個性を受け止める仕様です。限られた本数しか生まれない理由も、ここにあります。

時間と色

色も風味も、樽のままに残す

オロロソ・シェリー樽での11年以上の熟成が、深い琥珀色から黒褐色に近い色調と複層的な樽香を与えます。本格焼酎の着色規制の中では別の処理が必要になりますが、極上 堤は色と風味を損なわないためにリキュールという法的な区分を選びました。

グラスの中で

米のやわらかさに、オロロソの陰影

カラメル、バニラ、ドライフルーツを思わせる香りの奥に、米由来のクリーミーな甘み。穏やかなスパイスと清らかな余韻へつながります。40%の骨格を持ちながら、少量の加水で米の繊細な表情が開く設計です。

料理との相性

樽の記憶を、皿の上に重ねる

ここに挙げる組み合わせは、蔵元が公式に示したものではなく、本ページに記録された香りと余韻の特徴から読み取った一例です。

バニラとドライフルーツの樽香に寄り添う方向栗の渋皮煮や黒糖を使った和菓子、タマリンドや干した果物を使ったタイ風の甘い煮込み、ドライフルーツとナッツを使った焼き菓子。樽が重ねた甘い香りに、同じ方向の甘さを持つ菓子を並べる読み方です。
米由来のクリーミーな甘みに寄り添う方向白味噌仕立てのやさしい煮物、ココナッツミルクを使ったタイ風カレー、クリーム仕立てのリゾット。米が生むクリーミーな質感と、乳脂のなめらかさが同じ方向に並びます。
穏やかなスパイスの温かさに寄り添う方向実山椒や生姜を効かせた煮物、パナンカレーやマッサマンカレーなど穏やかな辛さのタイカレー、シナモンやナツメグを効かせた洋菓子。記録された穏やかなスパイス感と、料理の香辛料が同じ温度で重なります。
骨格と清らかな余韻に寄り添う方向脂ののった焼き魚や鰻の蒲焼、ガイヤーン(タイ風炭火焼き鶏)、グリルしたステーキ。40%の骨格が、しっかりとした料理の重さと釣り合います。

以下の書籍を参考に、ペアリングの考え方を整理しました。『ロジカルペアリング』は、ドリンクの重さを作る要素としてアルコール分や凝縮感を挙げ、重さを料理と揃えることを最初のステップとしています。極上 堤の40%という骨格と樽由来の複層的な香りは、この考え方に沿えば、脂のある料理やスパイスの効いた料理と重さを揃えやすい一本です。『フードペアリング大全』でも、樽で熟成した酒は樽由来の甘い香りとナッツやドライフルーツの香りの系統でつながりやすいと整理されています。

ペアリングの基本 — 焼酎と厳選スピリッツ

受賞記録

特定の樽に直接ひもづく記録

2025
TWSC 洋酒部門 OTHER・最高金賞 — 樽番号130の受賞記録

受賞歴は各大会の公式結果に基づき、当該商品に該当するものを掲載しています。

蔵について

熊本・球磨で、1878年から

堤酒造は1878年、熊本県球磨郡あさぎり町に創業しました。球磨の米焼酎という地域の基盤を持ちながら、極上 堤では長い樽熟成を通じて、その穏やかな甘みを別の次元へと導いています。

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