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よろしく千萬あるべし|八海山の米焼酎に生かされた醸造技術
八海山の米焼酎に生かされた日本酒の醸造技術

八海醸造は1922年、現在の新潟県南魚沼市で創業した。2008年に発売した米焼酎が「よろしく千萬あるべし」である。八海醸造によると、名前は多くの幸いを願う中国の古い言葉に由来する。
米焼酎に使う黄麹。八海醸造は、日本酒造りで用いる黄麹をこの米焼酎にも使っている。焼酎製造のための深沢原蔵は2005年に完成し、現在は深沢原蒸溜所と呼ばれている。
仕込みから蒸留までの五つの技術。
①黄麹。
②清酒酵母。
③三段仕込み。
④発酵途中の清酒粕の追加。
⑤減圧蒸留。蒸留後は2年以上貯蔵する。八海醸造は、蒸留前のもろみに吟醸酒をほのかに思わせる香りがあると説明している。
雷電様の清水と約4.2キロの導水路
雷電様の清水は八海山の伏流水である。八海醸造によると軟水で、湧出量は1日約400トンである。同社は2001年、水源から製造施設へ水を引く約4.2キロの導水工事を完了した。
米焼酎からライスウイスキーへ。八海醸造は別の製品として、清酒粕に含まれるアルコールを蒸留した粕取り焼酎「宜有千萬」も造っている。この製品は東京ウイスキー&スピリッツコンペティションで2021年から2023年まで3年連続で金賞以上を受賞し、殿堂入りした。オーク樽で熟成した米焼酎「風媒花」は2025年の同コンペティションで最高金賞を受賞した。深沢原蒸溜所は2016年にウイスキー製造免許を取得し、八海醸造は2025年に初のウイスキーとなる8年熟成のライスグレーンウイスキーを発売した。
幸いを願う名前。「よろしく千萬あるべし」には、幸いを願う古い言葉と、日本酒の醸造技術を米焼酎に生かした歩みが重なる。(Mr. Bacchus)
本記事は20歳以上の方を対象に、八海醸造の蒸留技術と「よろしく千萬あるべし」の文化的背景について、事実に基づく情報を提供する。酒類の広告や飲酒の奨励を目的とするものではない。飲酒は節度を守ること。
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