
NOGUCHI NAOHIKO Junmai-Daiginjo Yamadanishiki 2019
兵庫県産山田錦100%を50%まで精米。華やかな果実香と、氷温熟成による丸みを備えた純米大吟醸です。

山田錦の華やかさを、氷温熟成で深く
兵庫県産山田錦を50%まで磨き、濾過・火入れ・加水をせず仕上げた2019年ヴィンテージです。純米大吟醸らしい華やかな香りと、無濾過生原酒の凝縮感を、低温熟成による丸みがつないでいます。
苺、白桃、ライチ。酸が果実の余韻を整える

苺、熟した白桃、パイナップル、ライチ、バナナを思わせる華やかな香り。凝縮した旨味と上品な酸が均衡し、わずかな収斂性が後口を整えます。余韻には熟成由来のキャラメルのようなニュアンスが穏やかに残ります。
7〜10℃を中心に、チューリップ型または白ワイングラスで。
農口尚彦研究所 · 石川県
農口尚彦研究所は、石川県小松市の観音下町で、農口尚彦氏の技術・精神・生き様を次世代へ継承することを理念に酒造りを続けています。伝統的な手法と精密な温度管理を重ね、米や造り、熟成期間の違いを酒質へ映し出しています。
華やかな果実香が、デザートと甲殻類を引き寄せる
蔵元は、料理との組み合わせを公式には示していません。ここでは、確認できている香りと味の構造から、相性の方向を四つ挙げます。ライチやパイナップルを思わせるトップの香りから、熟成由来のキャラメルやバニラのベースまで層になっており、シリーズの中でもとりわけ香りが前面に出る一本です。伸びやかな酸と、余韻に残るアーモンドのような苦味が、その華やかさを締めくくります。
フードペアリングの文献では、トロピカルフルーツに近い華やかな香りは、同系統の甘い果実や、酸で締めくくる料理と結びつきやすいと整理されています。この一本の躍動する酸とアーモンドの苦味は、華やかな香りが甘さに流れすぎないための骨格として働いています。
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