
山法師 純米吟醸 出羽燦々
山形県独自の酒米「出羽燦々」と黒伏山の湧水、米の形に沿う偏平精米。やさしい甘みと透明感を備え、2021年全国燗酒コンテスト金賞が示す、温度で表情を広げる純米吟醸です。

出羽燦々を、米の形のまま磨く
山形県が長い歳月をかけて育てた酒造好適米「出羽燦々」を100%使用し、黒伏山の湧水で醸す純米吟醸です。米の自然な形に沿って削る偏平精米により、雑味につながる部分を丁寧に除き、米のやさしい甘みと透明感を引き出します。
冷酒での軽快さに加え、温度を上げても味わいの芯がほどけません。2021年全国燗酒コンテスト・プレミアム燗酒部門の金賞は、冷酒だけに閉じない、この酒のしなやかさを伝えています。
林檎と白桃、やさしい甘み、すっと切れる後口

林檎や白桃を思わせる穏やかな果実香。口当たりはやわらかく、米の上品な甘みとふくらみが静かに広がります。酸は控えめで、後口は透明感を保ちながら、すっと軽快に切れていきます。
10〜15℃の冷酒を起点に、常温、40℃前後のぬる燗まで。
五つの蔵が育てた、和醸良酒
六歌仙は1972年、山形県北村山地区の五つの蔵が力を合わせて歩み始めました。蔵人の和から良い酒が生まれるという「和醸良酒」と、微生物との調和を重んじる「純粋醗酵」を掲げています。
偏平精米と、発酵の姿を目で確かめられる泡有酵母。数値だけに頼らず、蔵人の五感を酒造りへ生かす姿勢が、山法師の穏やかさと芯のある味わいを支えています。
やさしい甘みと、温度で広がる四方向
蔵元は、料理との組み合わせを公式には示していません。ここでは、ページに記載されている香りと味の構造——林檎・白桃の穏やかな果実香、やわらかな口当たり、米の上品な甘みとふくらみ、控えめな酸、軽快な後口——と、冷酒からぬる燗まで表情を広げる温度設計から、相性の方向を四つ挙げます。
冷酒からぬる燗まで一本で対応する温度汎用性を踏まえ、やさしい甘みが軸になる四つの方向いずれにも、和食・タイ料理・洋食から一皿ずつ挙げました。