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SAKE HUNDRED、3銘柄が部門チャンピオンに—OSA 2026で評価された日本酒の三つのかたち

香港で開催された日本酒コンクール『Oriental Sake Awards 2026』で、SAKE HUNDREDの3銘柄が部門チャンピオンに選ばれた。吟醸酒、生酒、熟成酒という異なる部門での受賞をたどると、ひとつのブランドが日本酒の可能性をいくつもの方向から探ってきたことが見えてくる。
受賞したのは、『SAKE HUNDRED BYAKKO(百光・びゃっこう)』『SAKE HUNDRED 百光 しぼりたて生酒』『SAKE HUNDRED RAIHI(礼比・らいひ)』の3銘柄だ。2026年8月18日から20日にかけて香港で審査が行われ、ブランドを運営する株式会社Clearが9月9日に結果を発表した。
香港で選ばれた三つの部門チャンピオン
BYAKKOは吟醸酒部門の「Light & Aromatic」、百光 しぼりたて生酒は生酒部門、RAIHIは熟成酒部門の「Elegant Type」で、それぞれ部門チャンピオンを受賞した。
OSAでは、各部門のゴールド受賞酒を改めて審査し、部門チャンピオンを選ぶ。今回の3銘柄は、それぞれ異なる区分で部門チャンピオンに選ばれた。
吟醸酒部門の「Light & Aromatic」は、軽やかさと香りに着目した区分だ。一方、熟成酒にも「Elegant Type」と「Rich Type」が設けられている。熟成酒をひとくくりにせず、異なる特徴を分けて審査する仕組みに、日本酒の幅が表れている。
BYAKKOと生酒に見る、醸造後の選択
BYAKKOの醸造を担うのは、山形県の楯の川酒造である。現行商品の原料米には、山形県産の酒米「雪女神」を使う。精米歩合は18%で、玄米の重量の18%になるまで外側を削っている。
ただし、日本酒の造りは精米の数字だけでは説明できない。造り手は、米の選び方、発酵の進め方、搾った後の仕上げ方を決め、いくつもの工程を組み合わせてひとつの商品をつくっていく。
BYAKKOの現行商品では、火入れと呼ばれる加熱処理を1回行う。同じ楯の川酒造が製造する「百光 しぼりたて生酒」は、生酒として別の部門で審査された。生酒とは、製成後に加熱処理をしない日本酒を指す。
同じ百光の名でも、醸造後の扱いには違いがある。火入れの有無は、商品を理解するための具体的な手がかりだ。今回、吟醸酒と生酒の二つの部門でチャンピオンに選ばれたことからも、それぞれの商品を個別に捉える意義が見えてくる。
なお、『SAKE HUNDRED BYAKKO BESPOKE(百光 別誂・びゃっこう べつあつらえ)』は、BYAKKOと同じ吟醸酒部門でゴールドを受賞している。名前の近い商品にも、それぞれの受賞結果がある。
RAIHIでは、熟成する環境をつくる
熟成酒部門のチャンピオンとなったRAIHIは、群馬県川場村の永井酒造が製造する。1886年創業のこの蔵は、日本酒にスパークリングやヴィンテージという考え方を取り入れてきた。
RAIHIの製法には、仕込み水の一部に日本酒を使う工程がある。醸造後はマイナス5℃の環境で長期貯蔵を行う。その熟成期間のうち3年間は、フレンチオーク樽で貯蔵する。
ここで着目したいのは、熟成の「長さ」と「どのような環境で時間をかけるか」という二つの点である。造り手は温度を決め、容器を選び、貯蔵を続ける。熟成を支える造り手の仕事は、酒を搾った後にも続いている。
火入れをしない生酒と、低温で長く貯蔵する熟成酒の両方が同じブランドにあり、それぞれの部門で評価された。日本酒づくりにおける時間の扱いには、これだけの幅がある。
複数の酒蔵とともに育てるブランド
SAKE HUNDREDは、生駒龍史氏が2018年に立ち上げたブランドである。各地の酒蔵と協働し、商品ごとに醸造を担うパートナーを選んでいる。今回の3銘柄にも、山形の楯の川酒造と群馬の永井酒造という二つの蔵の技術が関わっている。
生駒氏は、ブランド名に「SAKE」を用いた理由として、ブランドの成長とともに、日本酒を指す「SAKE」という言葉を世界に広めたいという考えを述べている。香港で異なる種類の日本酒が評価された今回の結果は、その活動を知るひとつの機会でもある。
海外で日本酒の背景を伝える際にも、受賞名に続けて造り手と製法まで説明できると理解が深まる。BYAKKOは1回の火入れを行い、百光 しぼりたて生酒は火入れをせず、RAIHIは低温で長期熟成させる。それぞれの仕上げ方を知ることで、三つの受賞の背景にある、米から酒を醸し、酒質に応じて仕上げる蔵の仕事が具体的に見えてくる。
This article presents factual information about the Oriental Sake Awards 2026 results and the brewing and maturation practices of Tatenokawa Brewery, Nagai Sake, and the SAKE HUNDRED brand. It does not aim to promote or encourage alcohol consumption. / บทความนี้นำเสนอข้อมูลข้อเท็จจริงเกี่ยวกับผลการประกวด Oriental Sake Awards 2026 และกระบวนการผลิตและการบ่มของ Tatenokawa Brewery, Nagai Sake และแบรนด์ SAKE HUNDRED มิได้มีเจตนาเพื่อส่งเสริมหรือโฆษณาเครื่องดื่มแอลกอฮอล์ สำหรับผู้มีอายุ 20 ปีขึ้นไป โปรดดื่มอย่างรับผิดชอบ
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