
BGオリジナル ボトルイラスト
Chablis, Burgundy
DOMAINE DE L'ENCLOSChablis 2023
シャブリの町なかで、高い石壁に囲まれた19世紀の館。かつてポンティニー修道院の修道士たちが暮らしたこの敷地で、ブシャール兄弟が家族の畑を受け継ぎ、独立したドメーヌとして歩みはじめた。ポンプを使わず重力にまかせ、天然酵母だけでゆっくりと醸される一本は、太古の海の記憶を宿すキンメリジャン土壌の物語を静かに語りかける。
- ワインタイプ
- 辛口白ワイン
- ブドウ品種
- シャルドネ100%
- アペラシオン
- AOCシャブリ
- 生産地
- フランス、ブルゴーニュ、シャブリ
- 飲み頃
- -
- おすすめの温度
- 10〜12℃
- アルコール度数
- 13.0%
- 容量
- 750ml
ドメーヌについて
2016年、ロマン・ブシャールとダミアン・ブシャール兄弟によって設立されたこのドメーヌは、母方のトランブレ家に受け継がれる4世代にわたるシャブリでのブドウ栽培の歴史を土台としている。祖父アンドレ(愛称デデ)・トランブレは1960〜70年代に一級畑の古樹の一部を植樹し、その後両親がネゴシアン「パスカル・ブシャール」を築き上げたのち、2015年にそのブランドを売却し、一族の自社畑だけを手元に残した。
兄弟は、シャブリの町の中心にある19世紀の壁に囲まれた館「ランクロ」にちなんで、独立したこの新ドメーヌを名づけた。かつてポンティニー修道院の修道士たちが使っていたこの敷地は、現在、重力を生かした醸造セラーとして使われている。
味わい
グラスの中で
CHABLIS 2023
尺度1–5
味わいのバランス
甘味・酸味・タンニン・ボディ・ミネラル感を5段階で表した目安です。
レモンやライム、オレンジピールのようなフレッシュな柑橘の香りが立ち上がり、続いてカシスや刈りたての草、青リンゴ、洋ナシを思わせる涼やかな果実の香りが広がる。空気に触れるとレモンタルトやミント、砕いたアーモンドのニュアンスが重なり、白亜やカキ殻、火打石を思わせるミネラル感が全体を引き締める。
2023年ヴィンテージらしい豊かな果実味とジューシーなアタックに続き、シャブリならではの鋭く心地よい酸がまっすぐに口中を貫く。澱との接触に由来する繊細なクリーミーさが中盤を包み込み、直線的でありながらふくよかさも備えた構造を生む。余韻は長く、塩気を帯びたヨードのニュアンスとレモンピールのほろ苦さが持続する。
輝きのある鮮やかなレモンイエロー。若々しく生き生きとした色合い。
グラスに注ぐ前に
おすすめの温度
おすすめの温度は10〜12℃。冷やしすぎると澱との熟成がもたらす複雑な香りやクリーミーな質感が閉じてしまう。
飲み頃
-
グラス
小ぶりのテイスティンググラスより、やや大ぶりの白ワイン用またはブルゴーニュグラスが望ましく、ミネラルや花の香りが果実味と調和して開く。
食卓で
塩気を帯びたミネラル感と鋭い酸を持つこのシャブリは、各国の魚介料理と自然に寄り添う。
生や炙りの魚介から柑橘を効かせた料理まで、繊細な旨みを引き立てながら口中をリフレッシュさせる構造を持つ。
日本料理
- 焼き牡蠣
- ズワイガニの刺身
- 白身魚の柑橘ポン酢和え
なぜ合うか塩気を帯びたミネラルの余韻が牡蠣やカニの旨みと響き合い、鋭い酸が繊細な生魚の味わいを引き締める。
タイ料理
- ライムとにんにくの蒸し魚
- ヤムタレー(シーフードのライムサラダ)
- カニ肉と柑橘の炒め物
なぜ合うか柑橘を効かせたタイ料理は、ワイン自身が持つレモンやライムの香りと呼応し、しっかりした酸が酸味・辛味のバランスを取る。
西洋料理
- 生牡蠣
- 舌平目のムニエル
- コンテチーズまたはフレッシュな山羊乳チーズ
なぜ合うかシャブリの定番的な組み合わせ。白亜のミネラル感が牡蠣の塩気に、酸がバターの効いたムニエルの重さに応え、柑橘のニュアンスが山羊乳チーズの酸味やコンテの旨みと釣り合う。
セラーからボトルへ
醸造
手摘みされたブドウは振動式選果台で厳しく選別されたのち、空気圧式プレスでゆっくりと搾汁される。ポンプを使わず、重力によって果汁はかつての修道院の地下セラーへと自然に流れ落ち、天然酵母のみでゆっくりと発酵が進む。温度管理されたステンレスタンクで細かい澱とともに熟成し、過度な清澄や低温安定化は行わず、瓶詰め前にごく少量のSO2を加え軽い濾過を経て仕上げられる。
商品情報
このヴィラージュ・シャブリは、シャブリ、ラ・シャペル・ヴォーペルテーニュ、ベイン、フォントネー、ヴィリーの各コミューンに点在する約12ヘクタールの自社畑からのブドウをアッサンブラージュして造られる。樹齢はおよそ30〜50年で、全房が100%手摘みで収穫される。
シャブリとキンメリジャン土壌
シャブリを支えるキンメリジャン土壌は、小さな牡蠣の化石を含む石灰質泥灰土であり、シャブリ全体のワインに鋭い酸味や火打石のような香り、塩気のニュアンスをもたらすとされる。本キュヴェが使用する5つのコミューンの畑も、この地質の上に広がっている。
生産者公式サイト→認証

Ecocert Organic · Ecocert
オーガニック認証(Ecocert)
本ワインはEcocertによるオーガニック認証を取得しており、ドメーヌのシャブリの畑全体で実践される有機栽培を反映している。
お取引情報
商品資料、取扱状況、業務用のお取引に関する情報は、Bacchus Globalへお問い合わせください。
