
紅乙女
福岡・久留米から、ごまの香りを蒸留酒の輪郭へ。ごま、白麹、減圧蒸留による端正な設計に、江口寿史氏のイラストラベルが明確な個性を与える一本です。
ごま焼酎を切り拓いた蔵
紅乙女酒造は1978年、創業者・林田春野氏のもとで歩みを始めました。目指したのは、香りに明確な個性を持つ蒸留酒。その答えとしてごまに着目し、ごま焼酎の先駆者として独自の領域を築いてきました。
ごまを、澄んだ蒸留の中へ
ごまを10%以上使用し、白麹と減圧蒸留で仕上げます。後から香りを加えるのではなく、原料としてのごまを酒の設計に組み込み、香ばしさを端正な構造の中に収めています。
香ばしさの先に、軽やかな余韻
記録された香味は、炒ったごまや穀物を思わせる香りから、やわらかな旨味とすっきりした余韻へ移ります。形容を重ねるのではなく、ごまの存在感と重さを残さない設計の両立を、この一本の特徴として示します。
ごまの香ばしさが広げる、料理との重なり
ここで示す組み合わせは、蔵元が公式に示したペアリングではなく、記録された香味の特徴を読み取ったものです。炒ったごまや穀物を思わせる香りから、やわらかな旨味とすっきりした余韻へ移るこの一本の輪郭を手がかりに、四つの方向にまとめました。
『すし・和食のペアリング法則』は、鉄分をほとんど持たない焼酎を「料理に干渉しない液体のスパイス」と位置づけます。ごまの香ばしさとやわらかな旨味を残しながら重さを残さないこの一本は、あっさりとした魚介やきのこの旨味を邪魔せず、香りだけで寄り添う組み合わせです。
江口寿史氏のイラストをまとったSTANDARD
本ページで紹介するのは、「紅乙女STANDARD 江口寿史バージョン」。長く磨かれてきたごま焼酎の表現に、現代的で印象深い視覚の個性を重ねた一本です。
福岡・久留米で、1978年から
株式会社紅乙女酒造は1978年、福岡県久留米市に創業しました。多種多様な焼酎を広く語るのではなく、ごまがもたらす香りの可能性を一つの専門領域として磨き続けています。
