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バンコクが最多の8軒――「Asia’s 50 Best Bars 2026」が映す、強さを生む三つの積み重ね方

2026年7月28日、マカオで「Asia’s 50 Best Bars 2026」が発表された。世界的なバー業界アワード「50 Best Bars」のアジア版で、アジア各地から選ばれた50軒が並ぶ。今年、ランクインしたバーが最も多かった都市はバンコクで、8軒を数えた。

このランキング自体は個々のバーを評価するものであって、都市や国を格付けするものではない。だがランキングの結果を地域ごとに読み解くと、都市の広がり、業界の結束、個の技術という、三つの異なる強さの表れ方が見えてくる。

中国は、都市の広がりで強さを示した

中国では、広州、深圳、上海、長沙、成都、北京の6都市から計7軒がランクインし、うち3軒がトップ10に入った。広州の1軒は、開業から10年でアジア首位を獲得している。

広大な国土を背景とした味覚の幅や、各都市が独自のバーシーンを築いてきた蓄積が、都市単位の広がりにも表れていると見ることができる。現地の業界メディアの取材に応じたある中国人バーテンダーは、自国のカクテル文化がすでに大都市の枠を超え、地方都市にまで広がりつつあると語っている。

バンコクは、業界としての積み重ねが強さにつながった

バンコクの8軒という数字は、一部の突出した店だけによって生まれたものではない。タイのバーコミュニティは、自国のカクテル文化を世界に発信することを目的に、2019年から業界内の教育と交流を重視するイベントを続けてきた。現地のバーテンダー2人が立ち上げたこの取り組みは、10月にも開催が予定されている。

ランクインした店の1軒を率いるバーテンダーも、別の取材に対し、国際化が進む客層に自分たちが何者かを瞬時に伝える体験の重要性を語っている。個々の店がそれぞれの体験を磨きながらも、業界全体として交流と教育の基盤を共有してきたことも、複数の店が同時に評価される背景の一つになったと考えられる。

日本は、個の実績と技術で評価された

日本からは50位以内に3軒、51位から100位までの拡大リストに8軒が選ばれた。50位以内の最上位はパンチカクテルを軸にした東京のバーである。次いで、東京のホテル内にあるバーが選ばれた。このバーは4年連続でランクインし、2024年には「Michter’s Art of Hospitality Award」も受賞している。3軒目は、クラシックカクテルにモダンな技法を重ねる東京のバーで、オーナーはカクテルコンペティションの世界大会優勝歴を持つ。

拡大リストには、大阪や熊本といった東京以外の都市からの選出も含まれる。本稿で特に注目したいのは、上位にランクインした店に見られる、個々の造り手が持つ技術や国際的な実績である。

三つの強さが並び立つ年

都市の広がり、業界の結束、個の技術。これはランキングの公式な評価軸ではなく、結果を読み解くための一つの視点である。それぞれ異なる時間の積み重ね方から生まれており、優劣の関係にはない。

この三つの軸は、各地のバーシーンを見るときの手がかりにもなる。評価される店が複数の都市へ広がっているか。店を越えた教育と交流の場が業界内にあるか。国際的に評価される技術を持つ造り手が育っているか。順位そのものよりも、この三点のうちどの要素がその結果を支えているのかを見ることで、そのシーンの強さが一時的な現象なのか、継続的な積み重ねに支えられたものなのかを捉えやすくなる。

バンコクを拠点とするBacchus Globalにとって、こうした、業界としての結束の積み重ね方は、示唆に富む。KOUJI ALCHEMIST by salon du japonisantもまた、この街のバーシーンの一角で、麹と発酵を軸に、私たちなりの取り組みを積み重ねている。


This article is intended solely to explore industry trends and community-building within Asia’s bar culture, based on third-party award reporting, and does not aim to promote or encourage the consumption of alcohol. / บทความนี้จัดทำขึ้นเพื่อนำเสนอข้อมูลเกี่ยวกับแนวโน้มอุตสาหกรรมและการสร้างชุมชนในวัฒนธรรมบาร์แห่งเอเชีย โดยอ้างอิงจากรายงานรางวัลจากบุคคลที่สาม เพื่อเป็นข้อมูลความรู้เท่านั้น มิได้มีเจตนาเพื่อส่งเสริมหรือโฆษณาเครื่องดื่มแอลกอฮอล์ สำหรับผู้มีอายุ 20 ปีขึ้นไป โปรดดื่มอย่างรับผิดชอบ


“カテゴリーの境界が溶けはじめたバックバー──2026年のバンコクで、日本酒、焼酎、泡盛、ワイン、ジン、リキュールが同じテーブルで出会う夜” / “世界のバー調査に見る日本のウイスキー——ニッカ フロム・ザ・バレルと、100年の歩み”

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