
ねっか
米を育てる人が、その土地の米から焼酎をつくる。ねっかは、田んぼから蒸留所までの線を、30℃以下の超低温減圧蒸留へつなぎます。重さよりも、米の澄んだ香りを残すための造りです。
農家が始めた、米焼酎の場所
ねっかは2017年、福島県只見町で米農家と醸造技術者によって設立されました。自ら育てる米と只見町産のJGAP認証米を用い、原料と土地を別々の工程にせず、そのまま蒸留へつなげます。
米の香りを、輪郭のまま残す
福島県ハイテクプラザと共同開発した専用吟醸酵母で長く発酵させた醪を、30℃以下で減圧蒸留します。狙いは、酒質を重くすることではなく、香りを澄ませること。記録される香りはメロンや青りんごの方向へ、やわらかな米の甘みとともに続きます。
澄んだ香りが、料理と響く場所
ここに挙げる組み合わせは、蔵元が公式に示したものではなく、本ページに記録された香りと甘みの特徴から読み取った一例です。
参考資料『フードペアリングの科学』は、フルーツ系の香りが香り成分を介して魚介や野菜の爽やかな香りとつながりやすいと説明しています。ねっかに記録されたメロンや青りんごの方向の香りは、この考え方に沿えば、同じ爽やかな系統の香りを持つ料理や果物と重ねやすいといえます。『すし・和食のペアリング法則』が示す、蒸留酒は鉄分をほとんど含まず魚介に生臭さを与えにくいという性質も、白身魚を使う料理との相性を考える上で一つの手がかりになります。
受賞歴
受賞歴は各大会の公式結果に基づき、当該商品に該当するものを掲載しています。
福島・只見で、米づくりから
奥会津蒸留所は、雪深い福島県只見町にあります。米づくりから発酵、蒸留へとつなぎ、酒粕もプロジェクトの中で循環させる取り組みを続けています。
