Bacchus
LINE
田中六五

Original bottle illustration — Bacchus Global
田中六五 · 白糸酒造 · 福岡県

田中六五

TANAKA ROKUJUGO

糸島の田んぼで育った山田錦と、白糸の滝の伏流水。米の風味を残す65%精米と、蔵の全量を担うハネ木搾りから生まれる、白糸酒造の定番純米酒。

純米酒Bacchus Global コールドチェーンマーク
原料米糸島産 山田錦
精米歩合65%
度数16%
日本酒度+6
容量720 ml
区分純米酒
この一本について

糸島の米を、ハネ木で静かに搾る

蔵を囲む糸島の田んぼで育てた山田錦を100%使用し、65%まで磨いて醸す純米酒です。仕込み水には、名勝・白糸の滝へ連なる伏流水を用います。

上槽は、樫の梁と石の重みを使う伝統的なハネ木搾り。強い力で一気に搾らず、時間をかけて圧を加えることで、米の旨味を残しながら端正な輪郭へ整えます。華美に寄せず、食卓に静かに寄り添う白糸酒造の定番です。

味わいの輪郭

炊きたての米、穏やかな果実、端正なキレ

田中六五 味覚プロファイル

炊きたてのご飯と麹を思わせる穏やかな香りに、控えめなバナナのニュアンス。口当たりには米の旨味と酸がほどよく広がり、軽やかな苦味が輪郭を与えます。やわらかな質感を持ちながら、後口はすっと端正に切れ、料理の余韻を妨げません。

12〜18℃を目安に、白ワイングラスまたは小ぶりの酒器で。

蔵について

1855年、糸島の田んぼの中で

白糸酒造は1855年、福岡県糸島市に創業しました。糸島産山田錦と白糸の滝の伏流水を軸に、蔵の酒すべてを伝統的なハネ木搾りで仕上げています。

8代目・田中克典氏は佐賀の五町田酒造で学び、2009年に帰郷しました。「田中」は田んぼの中にある蔵、「六五」は師が醸した「東一」の66%精米から一を引いて受け継いだ名です。多様さを競うのではなく、長く変わらない定番を磨く「NormCore(究極の普通)」の思想を、この一本に映しています。

料理との相性

鋼のようなキレが、脂と旨味を受け止める

蔵元はこの酒について公式の料理ペアリングを示していません。ここでは、はね木搾りと精米歩合65%が生む、鋼線を思わせるキレと、しっかりとした旨味・酸という確認できている構造から、相性の方向を四つ挙げます。

キレと酸で、脂を切る揚げ物季節野菜の天ぷら、パッタイ、白身魚のフリット レモン添え。鋭いキレが、油を使った料理の後味を軽くします
旨味と軽い苦味が支える炭火の香ばしさ焼き鳥(タレ)、ムーピン(炭火焼き豚串)、グリルソーセージとマスタード。コクのある軽い苦味が、炭火の香ばしさと同じ方向に働きます
ゼリーのような質感と、産地の魚介糸島産白身魚の薄造り、プラーパオ(塩釜焼き魚)、鯛のポワレ レモンバター。「噛める」ほどの独特な質感が、繊細な魚の食感と並びます
麹由来の旨味が広げる、滋味豊かな一皿筑前煮、クイッティアオ・ナームトック(旨味だしの汁麺)、きのこのリゾット。麹由来の旨味と酸が、出汁や旨味の強い料理と同じ方向でつながります

参考資料の大越基裕著参考資料『ロジカルペアリング』は、酸味を差し込むことで和食の「旨味・塩味」バランスに新しい調和が生まれることを整理しています。この酒のしっかりとした酸と旨味も、同じ考え方で一皿に寄り添います。

ペアリングの基本 — 日本酒

関連商品

関連商品

近い味わい、異なる個性、ブランドを知るための一本を選びました。

田中六五の商品をすべて見る

飲食店・小売店の皆さまへ

飲食店・小売店で田中六五の取扱いをご検討ですか。入荷状況、保管条件、業務取引についてご案内します。

業務取引について問い合わせる